ひったくりの対処法

思わぬ犯罪に巻き込まれることも

最近は何かと物騒な事件が多く発生していますが、自分がいつ巻き込まれてもおかしくないという意識を持って過ごしていた方が良いものです。
女性が被害に遭う可能性が高いとされているのがひったくりです。
突然背後からやって来て、持っていたバッグを奪われるなどの被害が続出しているそうです。
ひったくりの対処法として実践したい事を確認しておきましょう。

参考:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/hittakuri/bohan1.html

女性の一人歩きは要注意!

ひったくりの発生件数が多いとされている東京都内の事例ですが、最も多く被害に遭っているのは19時以降の夜に多いそうです。
人目につきにくくなる時間帯はひったくりをしようと企む輩が増えると考えることができます。
無理に抵抗をすると、逆上した犯人が襲ってくる可能性もあるため危険です。
できるだけ夜間は寂しい路地を一人で歩かないようにすることを心がけてください。

バイクが使われることが多い

ひったくり犯はバイクを使って犯行に及ぶ事が多いそうです。
バイクで背後から近づいてきて突然バッグを奪って逃げ去ることが多いので注意しなければいけません。
犯人はバイクを利用していることから、できるだけ車道側を歩かないようにして、車道側の肩にバッグをかけないようにするなどの対策がおすすめです。
バイクが近づいてくる音がしたら警戒するようにして車道側から離れるようにしましょう。

バッグを奪われそうになった時に絶対に盗られたくないためしっかりバッグを握りしめて離さないと、そのまま引きずられてしまう場合があるためとても危険です。
大声で助けを呼んでバイクや犯人の特徴をしっかり覚えておき、速やかに警察へ連絡を入れてください。
できればバイクのナンバーや形、犯人の服装、ヘルメットの種類、共犯の有無なども覚えておくと捜査の際に参考にしてもらうことができます。

なお、犯人が自転車や徒歩の場合でも同様の対応をとるようにしてください。
抵抗しようとしても犯人に逆上されることが一番恐ろしいので、絶対に無理はしないでください。

一人で歩く際の注意点

女性はできるだけ一人では出歩かないことが良いのですが、難しい場合には細心の注意を払って行動することが大切です。
どんなに近道だとしても人通りや街灯がないような道は選ばないで、多少遠回りになったとしても人通りが多くて明るい道を選択してください。
スマートフォンを使いながらとか、イヤホンで音楽を聞きながら歩いていると注意力が散漫になってひったくり犯が近づいてきてもわからない場合があるため、これらの行為は避けてください。
ただし、バッグの中に携帯電話等を入れたままにしているとすぐに警察へ通報できないため、服のポケットなどに入れておくことをおすすめします。