シンプリストとミニマリストの違い

シンプリストとミニマリスト

私は普段、どちらかというとシンプルな生活(部屋も生活必需品だけで、ぬいぐるみとかおかない、料理もどちらかというと、ご飯にお味噌汁、焼き魚とかのメニューが好き)であると言われることが多くて、自分自身も、無意識のうちにシンプルな生活が身についてしまっているみたいなのですが、そんな私が最近耳にした言葉が、“シンプリスト”と“ミニマリスト”。
この、シンプリストとミニマリスト、どちらも同じ意味なのかなと思っていたのですが、どうやら微妙にニュアンスや意味合いが違うみたいで、私自身が属しているのは、シンプリストなんだろうなということが判明しました。

具体的にシンプリストとミニマリストには、こんな違いがあるみたいです。

シンプリストは簡素化を好む

シンプリストとは、単純な、簡素化した生活を送ることを好む人のことを指すそうです。
例えば私のように、部屋には生活に必要な家具、家電のみを置き、身の回りを単純化することを好む人のことを、シンプリストと呼ぶようです。

部屋だけではなく、食生活に関しても、服に関しても、余計なものはなく、出来るだけ必要な分だけを身近においておくというスタイルを好み、生活を送るには困らないような、質素な生活を心がけるスタイルのことを指します。

ミニマリストは必要最小限を好む

ミニマリストは、必要最小限、自分が必要と感じるもののみを限定したスタイルを好む方を指すそうです。

シンプリストと被って考えがちですが、ミニマリストの場合は、自分が本当に必要と感じたものだけを身の回りに置いておく傾向があります。
例えば、部屋の中であれば、布団と椅子だけ、テレビと冷蔵庫だけなどのように、自分が最低限必要だと感じるものを置いて置いたり、洋服であれば、同じワイシャツとスラックスだけを数セット用意していたりなど、自分にとって本当に必要最低限のもののみを置いておく生活スタイルを好む方を指すのです。

なので、部屋の持ち主以外の方がミニマリストの方の部屋を訪れたりすると、生活をしていくのに非常に不便に感じ、あまりにも殺風景に感じると言えるでしょう。

ミニマリストとシンプリストの大きな違い

ミニマリストとシンプリストの大きな違いを上げるとすれば、部屋を上げるとわかりやすいかもしれません。

例えば、シンプリストの部屋であれば、たとえう家主以外がその部屋で生活をするとしても、生活をしていくには苦労をしない(必要な家電や洋服などは全て揃っているため)のですが、ミニマリストの部屋の場合は、家主の価値観に基づいて家具家電などが用意されているため、家主以外の方が利用しようとすると、生活が成り立たなくなるというケースが少なくないのです。

このように、シンプリストとミニマリストには、大きな違いがあると言えるでしょう。