初めて高速道路を走る前に知っておきたいこと

ライダーで初めて高速道路に乗る時には注意が必要?!

遠出をする際などに利用する高速道路。
車と同じ感覚で利用すると、バイクならではの意外な危険ポイントがありますので、高速道路に乗る前には、いくつかの注意点を事前に把握しておくことが大切です。

主に、こうしたポイントに注意をして、高速道路に乗り込むように心がけましょう。

ETCの利用がおすすめ

高速の料金所には、現金で払う場所、ETCで素通り出来る場所があるかと思いますが、ライダーの場合俄然おすすめなのが、ETCの利用です。
車と違ってバイクの場合、料金を支払う際には、両足を地面について、バランスを取りながらお金を出し、お釣りをもらい、また発進するという余計な手間がかかります。

そのため、車に比べると時間がかかりやすく、他の走行車に迷惑が掛かりやすいと同時に、慌てて清算をした結果、バイク転倒に繋がってしまうということも。

そうならないためにも、ETCは積んでおいた方が、何かと楽になるといえるでしょう。

トンネルを抜けた際に要注意!

高速道路の至る所に設置されているトンネル。
トンネルを走ること自体はさほど問題にはならないのですが、問題は、トンネルを抜けた直後です。

トンネルと同じ感覚で走っていると、トンネルを抜けた瞬間の風の煽りをダイレクトにくらい、転倒などに繋がる恐れがありますので、あおられないようにしっかりと心の準備、体の準備をして、多少の風では動じないように走ることが大切だと言えるでしょう。

走る場所は隅は避けて走りましょう

バイクで走る際には、出来るだけ道路の真ん中、または、センターラインをすり抜けるようにし、道路の隅は通らないようにしましょう。
道路の隅には、ほこりやチリ、ゴミや砂などが溜まっているため、バイクのタイヤがそれらに取られて、転倒してしまう場合があります。

そうならないためにも出来るだけ、走る場所にも注意をするようにして、あまりにも不安定な道を通らないように気を付けてみてください。

ポイントさえ注意すれば快適なライディング!

高速道路は基本的に、上記のようないくつかの注意ポイントをクリアしてさえいれば、非常に快適で、爽快な気分で走ることが出来ると言えるでしょう。

信号などに捕まって止まることもなければ、渋滞にはまった際にも、間をすり抜けて上手に通ることが出来ますので、渋滞回避にもつながります。
危険なすり抜けは禁止ですので絶対にやめましょう。

スピーディーに、サクサクと進むことが出来るのが高速道路の基本的な特徴ですので、ただただまっすぐ走りたいという方や、出来るだけスピードを出して楽しみたいという方にこそ、正に高速道路はうってつけと言えます。