シンプルな味付け

シンプルライフを貫くのは難しい

シンプルをこころがけているけれども、なかなかそういうわけにもいかないって思うことってたくさんありますよね。
たとえば、そのひとつが洋服。いつも洋服もシンプルで、さっぱりとしたものが良いって思っているんだけど、ついつい通販カタログだとか、セールだとかに行くと、あれもこれもって目移りしちゃうんですよね。
でも、本当はそんなんじゃいけない。
やっぱりシンプルライフをこころがけているんだったら、ちゃんとそういう洋服に関してもシンプルにしなくちゃっていつも思ってしまいます。

シンプルに料理しよう

さて、そんなシンプルライフを目標とする私がもうひとつこころがけていることが、料理の味付けをシンプルにするっていうことです。
料理は自分でも良く作るし、大好きなんですけれども、ついつい多く作ってしまったり、欲張ってしまったりすることがあります。
それにあれこれと味付けを冒険したくなって、いつも失敗したり、無駄にしてしまったりするんです。

たとえば、温野菜にしても、一番シンプルなのは、何も付けないで食べること。
特に新鮮なお野菜は甘みがあるので、何も付けなくてもおいしいはず。
ところが、なんだか何もつけないと味気ないような気がしてしまって、ディップクリームのようなものを作りたくなってしまうんですよね。
しかも、ひとり分で十分なのに、たくさん作らなくてはならなくなり、あまらせてしまったりすることもあります。
せめて塩だけ、とかマヨネーズだけ、あるいはせめてタルタルソースだけというようにシンプルな味付けにできれば良いのですが。

何かを食べる時、その素材の味を楽しむためにはどうしたら良いのかということを考えるようにしています。
せっかくその素材を使うのであれば、それを壊してしまうのはもったいないです。
しゃきしゃきとしたキャベツはあまみがありますので、マヨネーズをつけると、さらにその甘みがひきたちます。
塩だけでも十分おいしいです。
あるいはにんじんももともと甘いお野菜ですよね。
その甘さを引き立てるのもやはりお塩やマヨネーズ。それもほんの少しだけで十分。

最低限の調味料で食べる

このようにして、野菜を楽しみたいと思っている人は、最低限の調味料だけで十分だっていうことなのです。
特に濃い味に慣れている人は、シンプルな味はすごく物足りなく感じて、最初は慣れないかもしれません。
でも、高血圧の予防のためにも、味付けはやはりシンプルなのがベストですので、できるだけ早めに薄味に慣れておいた方が良いですよ!